文書No.
950624
吉村光威
・・・・・・・・・・・・・・ ・株式市場不振の構造的問題・ ・・・・・・・・・・・・・・ 1.経済の成熟化 高度成長→オイルショック→低成長、バブル崩壊→ゼロ成長 名実成長率の逆転、「資産効果」→資産デフレ→逆効果 2.金融システムの不安 不況+金融不況 巨額の不良債権の発生→信用不安、政策不在 自己資本比率維持→PKO→株式不振 3.「日本的経営」の危機 「含み」の喪失と担保金融の危機 株式持ち合いの解消 ROEの低下←株主資本の急増・円高・価格破壊・供給過剰 4.規制体制の行き詰まり PKO 自主ルールという行政指導、自主性喪失、行政の非科学性 5.情報の非対称性 「仲間うち」の「法人相場」ー情報の遍在 エージェンシー・コストの上昇 行政の不透明 ・・・・・・・・・・・・・・・ ・株式市場活性化の抜本的対策・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 1.マクロ経済対策 国内有効需要創出ーゼロ成長からの脱出ー安定成長への転換 総需要・総供給の管理、個別商品の需給・価格管理を廃止 2.「創造的経営」への転換 物づくりシステム(工業社会)からソフト(情報社会)開発型へ 技術・市場を創造する経営 3.市場のビッグバン 70年代の米国の改革ーNASDAQ、MMF エリサ法、手数料自由化、ジャンク・ボンド発行、取引所集中義務の緩和、キャピタル・ゲイン課税の軽減、設備投資減税拡充、NY州の株式取引税撤廃、ゼロクーポン債の発行
「デス オブ エクイティーズ」→「ラブ アフェアー ウイズ エクイティーズ」 |