K研究所講演レジュメ
1.1990年代の変化
ソ連の崩壊ー共産主義の終わり、保守分裂、無党派層の増加
バブル経済の破裂ーー1000兆円の目減り、「資産効果」と「逆資産効果」
人口増加率最低ーー結婚しない女の本能、「生涯独身」10%、高田保馬の「人口論」
産業構造の変化ーーサービス産業就業者が製造業を上回る
産業の空洞化ーー川崎の工場とマンション
地価の暴落ーー「土地本位制」崩れる
日本的システムの行き詰まり
ーー「ハラショ」と「不透明」
ーージョージ・ソロスの円安の理由
ーー社会主義/市場経済と資本主義/統制経済
2.金融の変化
国際化ーー自由化ーー市場化ーー情報化
規模の経済ーー範囲の経済(仲介、決済、情報生産・・・)
デフレ経済ーー「土地担保金融」の崩壊(担保貸付の回収率2%)
リスクの認識、市場リスクと信用リスク
メインバンクとコアバンク
プライムレートとスプレッドレート
3.証券の変化
先物化
債券化ーー社債、ABS
格付け、勝手格付け・計量的格付け
利益配分ルールの撤廃
大型私募債という「ジャンク債」
4.ディスクロージャーによる改革とディスクロージャーの改革
「由らしむべし知らしべからず」から情報公開法へ
アングロ・アメリカのシステム「ブルースカイ」で虫干し
市場経済の原理:「情報の対称性」(レモン マーケットの原理」
銀行のデスクロージャーの「誌」と「治外法権」
ディスクロージャーの効果測定ーー「関連当事者のディスクロージャー」
会計ディスクロージャーの混乱
流通市場のディスクロージャー
アナリスト・ミーティングの「怪」ーー談合と目先
新しい株価レーティングーー露出度と残差収益率
5.情報化の進展
インテーネットーー銀行と証券
電子マネー
6.ビッグ バンのススメ
科学性=ファイナンス理論ーーマコービィツ、シャープ、ブラック=ショウルズ、
ミラー=モジリアニ、ジェンセン=メクリン
省令以下行政指導の廃止、審議会の廃止、必要なら国会で
5000社公開・上場
取引所の民営化
JASDAQの解放
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